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オキナワ

 

沖縄現代史

沖縄のことを知ろうと思ったら、まずは歴史を紐解く必要がある。
平和運動と切り結んで沖縄現代史を研究していた、新崎盛暉の業績ははずせない。多数の著書があるが、
 
新崎とは異なる視点で沖縄現代史をまとめたものとして、
 

辺野古「新基地」建設

政府によって強行的に進められる名護市辺野古の「新基地」建設ですが、政府が沖縄県に埋立承認申請を行うに当たり、公有水面埋立法に基づき、名護市長が沖縄県知事に対して市民意見を提出する際に、当時の稲嶺進市長は市民に対して市民意見を募集しました。そのときに作成されたパンフレット(『米軍基地のこと、辺野古移設のこと』)がまだ名護市のHPにリンクされていましたので、ここにも貼り付けておきます。
 
豊下楢彦他『沖縄を世界軍縮の拠点に:辺野古を止める構想力』岩波ブックレット、2020年。この本は、2019年に開催されたシンポジウムの講演録をまとめたもので読みやすい。最初の豊下楢彦先生の講演が特におすすめ。
 
現在工事中の辺野古ですが、海底にかなり深い軟弱地盤があって工事が難航することを明らかにした本として、山城博治、北上田毅『辺野古に基地はつくれない』岩波ブックレット、2018年。
 
地元の「辺野古」集落を長きにわたってフィールド調査した成果として、熊本博之『交差する辺野古:問いなおされる自治』勁草書房、2021年
 
 

在沖米軍基地による環境被害(YouTube紹介)

 
琉球朝日放送(QAB)が2021年に制作した【テレメンタリー2021】「見えない侵入者:米軍基地から漏れ出す永遠の化学物質」が今、YouTubeに上がっています。
今はテレビ局の公式ページに上がっているので、著作権の問題は大丈夫のはず(すぐに見られなくなるかも)なので、参考にしてください。
動画にでてくる、ジョン・ミッチェルさんの著書として、
などがあります。(いずれも阿部小涼訳)
YouTubeの動画は『永遠の化学物質:水のPFAS汚染』岩波ブックレット、2020年をもとに制作されたみたいです。
 
日米地位協定については、
 
 
(2021年7月24日更新)